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ープロボクサーへの軌跡ー

ー昨年、
「亀田興毅に勝ったら1000万円」の
挑戦者として名乗りを上げた神風永遠。
無残にも惨敗した永遠だが、
そこからボクシングにはまり、
見事プロボクサーのライセンスを手に入れる。
その軌跡をここで追ってみた。

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チャレンジ精神だけで挑んだ勝負はあっけなくダウン。
それが自分の闘志に火を付けた。

 「プロボクサーになる」なんて、元々は全く興味なかったです。
だけど、AbemaTVの『亀田興毅に勝ったら1000万円』企画から、
自分の意識が変わりましたね。
そもそも元プロボクサーの亀田さんと勝負するなんて無謀だと思ってたし、
勝てるわけがないことも分かってた。
それでも、
とにかくチャレンジ精神だけで最初から突っ込んでいこうと思ってリングに上がったんですけど、
結果はあっけなくダウン……。
「男としてこのままじゃ終われない」って思ったし、
そこから闘志に火が付いて、
プロボクサーを目指すことを決意しました。

神風永遠

チャレンジ精神だけで挑んだ勝負はあっけなくダウン。
それが自分の闘志に火を付けた。

 「プロボクサーになる」なんて、元々は全く興味なかったです。
だけど、AbemaTVの『亀田興毅に勝ったら1000万円』企画から、自分の意識が変わりましたね。
そもそも元プロボクサーの亀田さんと勝負するなんて無謀だと思ってたし、勝てるわけがないことも分かってた。
それでも、とにかくチャレンジ精神だけで最初から突っ込んでいこうと思ってリングに上がったんですけど、結果はあっけなくダウン……。
「男としてこのままじゃ終われない」って思ったし、そこから闘志に火が付いて、プロボクサーを目指すことを決意しました。

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想像以上に辛い練習も、
応援してくれる人たちの支えがあって乗り越えられた。

 ダラダラやっていてもしょうがない。自分を奮い立たせるために“半年でプロボクサーになる”って決めて、本気でボクシングに打ち込んできました。

 ホストしながらのプロボクサー挑戦は想像以上にキツくて……。特に禁酒するのが大変で、毎日水ばかり飲んでましたね。もう、人生で一番水を飲み続けたんじゃないかってくらい。健康のためには1日2リットルの水を飲むといいって言うけど、そんな量は軽く超えてましたよ(笑)。

 でも、そんな辛い日々を乗り越えられたのはお客様たちの支えがあったおかげです。ホストに遊びに来てるんだから一緒にお酒を飲んで楽しみたいはずなのに「それでもいいよ。頑張ってね!」って優しく応援してくれていました。だからその思いに応えたくて、絶対にプロになる! っていう気持ちを持ち続けることができた。お客様には本当に感謝の気持ちでいっぱいですね。

 ボクシングの練習は1日2時間。それだけだとそれだけ大変なことか伝わりにくいかもしれないけど、ロープにシャドー、サンドバックからのスパー、休む間もなくフィジカルを鍛える筋トレがひたすら続くっていう2時間なんです。最初はハードすぎる練習内容に尻込みしたけど、身体を鍛えていくうちにボディラインが分かりやすく変わって、そこからどんどん精神的にも強くなっていきましたね。途中からは、辛い練習を乗り越える楽しさも感じていくようになってました。

 毎日毎日、プロを目指して練習。きっかけは「このままじゃ終われない」っていう単純な動機だったけど、ボクシングのライセンスは人生にあったほうがいいって思うようになりました。だって“自分の拳が銃刀法違反”って、めっちゃカッコ良いじゃないですか(笑)。

想像以上に辛い練習も、
応援してくれる人たちの支えがあって乗り越えられた。

 ダラダラやっていてもしょうがない。自分を奮い立たせるために“半年でプロボクサーになる”って決めて、本気でボクシングに打ち込んできました。

 ホストしながらのプロボクサー挑戦は想像以上にキツくて……。特に禁酒するのが大変で、毎日水ばかり飲んでましたね。もう、人生で一番水を飲み続けたんじゃないかってくらい。健康のためには1日2リットルの水を飲むといいって言うけど、そんな量は軽く超えてましたよ(笑)。

 でも、そんな辛い日々を乗り越えられたのはお客様たちの支えがあったおかげです。ホストに遊びに来てるんだから一緒にお酒を飲んで楽しみたいはずなのに「それでもいいよ。頑張ってね!」って優しく応援してくれていました。だからその思いに応えたくて、絶対にプロになる! っていう気持ちを持ち続けることができた。お客様には本当に感謝の気持ちでいっぱいですね。

 ボクシングの練習は1日2時間。それだけだとそれだけ大変なことか伝わりにくいかもしれないけど、ロープにシャドー、サンドバックからのスパー、休む間もなくフィジカルを鍛える筋トレがひたすら続くっていう2時間なんです。最初はハードすぎる練習内容に尻込みしたけど、身体を鍛えていくうちにボディラインが分かりやすく変わって、そこからどんどん精神的にも強くなっていきましたね。途中からは、辛い練習を乗り越える楽しさも感じていくようになってました。

 毎日毎日、プロを目指して練習。きっかけは「このままじゃ終われない」っていう単純な動機だったけど、ボクシングのライセンスは人生にあったほうがいいって思うようになりました。だって“自分の拳が銃刀法違反”って、めっちゃカッコ良いじゃないですか(笑)。

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大腿骨の疲労骨折でトレーニングが中断し、焦りだけが募っていく日々。
そして、1回目のプロテスト。

 順調に練習を積み重ねていた矢先、トレーニングの影響で大腿骨を疲労骨折が発覚しました。どんなトレーニングをしても痛くて、続ければ続けるほど身体が悲鳴を上げていくのに、プロテストの期日は迫ってくる。焦りだけが募っていくけど、相手が“骨”だからどうすることもできなくて。あのときはマジで骨にムカついたなぁ(笑)。

 結局、完治を待たずに少しずつフィジカルトレーニングを再開していって、プロテストの1カ月前にようやく完治! でもそのこともあって、圧倒的に練習量が足りていないなと感じていたし、追い込みをかけていても常に頭の中で不安が過ぎってましたね。だけど、来たるべくプロテスト当日、お店の仲間たちが応援に来てくれて本当に嬉しかったしすごく心強かったです。

 プロテスト1回目、結果は鼻血を出してレフェリーストップ。ここまで本気で練習をしてきたから、単純に悔しかったです。身体が思うように動かなかったし、ガードをしてもパンチをまともに喰らったりして。終わったあとに「ああすれば良かった、こうすれば勝てたかな?」って後悔が生まれたし、何より今まで応援してくれた人たちに申し訳なくて……。泣くにも泣けなかったほど、悔しさでいっぱいでした。

大腿骨の疲労骨折でトレーニングが中断し、焦りだけが募っていく日々。 そして、1回目のプロテスト。

 順調に練習を積み重ねていた矢先、トレーニングの影響で大腿骨を疲労骨折が発覚しました。どんなトレーニングをしても痛くて、続ければ続けるほど身体が悲鳴を上げていくのに、プロテストの期日は迫ってくる。焦りだけが募っていくけど、相手が“骨”だからどうすることもできなくて。あのときはマジで骨にムカついたなぁ(笑)。

 結局、完治を待たずに少しずつフィジカルトレーニングを再開していって、プロテストの1カ月前にようやく完治! でもそのこともあって、圧倒的に練習量が足りていないなと感じていたし、追い込みをかけていても常に頭の中で不安が過ぎってましたね。だけど、来たるべくプロテスト当日、お店の仲間たちが応援に来てくれて本当に嬉しかったしすごく心強かったです。

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 プロテスト1回目、結果は鼻血を出してレフェリーストップ。ここまで本気で練習をしてきたから、単純に悔しかったです。身体が思うように動かなかったし、ガードをしてもパンチをまともに喰らったりして。終わったあとに「ああすれば良かった、こうすれば勝てたかな?」って後悔が生まれたし、何より今まで応援してくれた人たちに申し訳なくて……。泣くにも泣けなかったほど、悔しさでいっぱいでした。

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2回目のプロテストで合格し、人生で一番の幸せを感じた。
だけど、心の中にあるのは―。 

 意を決して臨んだプロテスト2回目。受かることは自分のためだけじゃなく、これまで応援して支えてくれた人たちへの恩返しだって思ってたし、今の自分なら絶対に大丈夫だって信じて、今まで以上に気合を入れて挑みました。

 結果は、自分でも納得の合格! ホストでNo.1を獲ったときも嬉しいけど、プロテストの合格は何もかも比べ物にならないくらい嬉しくて、今が人生で一番幸せかもって思いました。多分あの瞬間は世界一幸せ者だったはず(笑)。

 でも、ようやく「プロテスト合格」っていう目標を乗り越えられたと思ったら、やってきたのは“燃え尽き症候群”。本来なら半年でプロテストに受かるはずが、怪我のおかげで3ヶ月延長したり一度不合格になったりで10ヶ月もかかってしまったのがやっぱり悔しかったんですよね。

 何より、ずっと亀田興毅さんにお世話になってたから、2018年3月のAbemaTV『ラスト亀田興毅~現役復帰試合にして最後の引退試合~』の舞台には、プロとしての自分が同じリングに立ちたかった。でも結局間に合わなくて、そこでひとつの大きな目標が失われてしまったんです。

だからプロテストには受かったけど、今「リングに上がる?」って聞かれたら、答えは「No」ですね。

 ただ、プロボクサーを目指すという道のりで、本当にかけがえのないものを手に入れることができたんじゃないかと思います。生きていく上で逆境に立つ試練はこれから何度も訪れるだろうけど、プロを目指すまでの練習を思い出したらそんなこと屁でもない気がするんですよ(笑)。この10カ月間の出来事は一生忘れることがないし、それを乗り越えることができた自分は無敵なんじゃないですかね。

2回目のプロテストで合格し、人生で一番の幸せを感じた。
だけど、心の中にあるのは―。 

 意を決して臨んだプロテスト2回目。受かることは自分のためだけじゃなく、これまで応援して支えてくれた人たちへの恩返しだって思ってたし、今の自分なら絶対に大丈夫だって信じて、今まで以上に気合を入れて挑みました。

 結果は、自分でも納得の合格! ホストでNo.1を獲ったときも嬉しいけど、プロテストの合格は何もかも比べ物にならないくらい嬉しくて、今が人生で一番幸せかもって思いました。多分あの瞬間は世界一幸せ者だったはず(笑)。

 でも、ようやく「プロテスト合格」っていう目標を乗り越えられたと思ったら、やってきたのは“燃え尽き症候群”。本来なら半年でプロテストに受かるはずが、怪我のおかげで3ヶ月延長したり一度不合格になったりで10ヶ月もかかってしまったのがやっぱり悔しかったんですよね。

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 何より、ずっと亀田興毅さんにお世話になってたから、2018年3月のAbemaTV『ラスト亀田興毅~現役復帰試合にして最後の引退試合~』の舞台には、プロとしての自分が同じリングに立ちたかった。でも結局間に合わなくて、そこでひとつの大きな目標が失われてしまったんです。

だからプロテストには受かったけど、今「リングに上がる?」って聞かれたら、答えは「No」ですね。

 ただ、プロボクサーを目指すという道のりで、本当にかけがえのないものを手に入れることができたんじゃないかと思います。生きていく上で逆境に立つ試練はこれから何度も訪れるだろうけど、プロを目指すまでの練習を思い出したらそんなこと屁でもない気がするんですよ(笑)。この10カ月間の出来事は一生忘れることがないし、それを乗り越えることができた自分は無敵なんじゃないですかね。

Profile

所 属 : CLUB AAA
血液型 : AB型
星 座 : みずがめ座
身 長 : 178 cm
出身地:千葉県